日本ではスーパーマーケットへ行けばすぐに手に入る刺身。
残念なことに、オーストラリアではどこでも手に入るというわけではありません。
大体はフィッシュマーケットなどの魚屋で卸しており、そこで購入すればサーモンやマグロなどを刺身で食べることも可能です。
今回は、ブリスベン在住の私が1番おすすめするフィッシュマーケット「The Fish Factory Morningside」についてご紹介します。
The Fish Factory(ザ・フィッシュ・ファクトリー)とは
The Fish Factory(ザ・フィッシュ・ファクトリー)はQLD州のブリスベンにある魚市場で、改装され今は外観、内装ともにとても綺麗ですが創業は1976年と約50年の歴史あるお店です。
位置はMorningside(モーニングサイド)という地域で、ブリスベンシティから車で約15分ほどで着きます。
店内では魚1匹丸ごとや切り身、カニやエビなどの甲殻類に牡蛎やムール貝などの貝類、ウニまで扱っており大抵の海鮮は手に入るのでおすすめです。
お店は毎日営業しているので、どの曜日に行っても新鮮な魚介類が手に入りますよ
また店内と入り口付近にはイートインスペースがあるため、The Fish Factoryで提供されている新鮮な魚介料理やフィッシュアンドチップスなども食べられます。
もちろんお持ち帰りもできるため、刺身を買う際にほかの料理を買って帰ってもいいですね。
店内の食事や持ち帰りのメニューは以下の公式サイトでご覧ください。
The Fish Factory(ザ・フィッシュ・ファクトリー)店内の様子
入り口と出口が分かれているので、駐車場からあがって2個目にある正面のドア(ENTRY)から入りましょう。
目の前にイートインスペースがあります。
店内は中央にスタッフが待機して海鮮食品を売るために、その周りをぐるっと囲んでシーフードがディスプレイされています。
鮮度の高いエビのエリア。
オーストラリアで有名なMoreton Bay Bugs(モートンベイバグ)も食べれますよ
お刺身のエリア。
刺身で食べられる専用の切り身には「Sashimi grade(サシミ・グレード)」と書かれてあるので、刺身で食べたい場合はそう表記されているものを選ぶか、直接店員さんに「May I have sashimi grade of 〇〇(魚の名前)please?」と言えば用意してくれます。
私が行った中ではサーモンとマグロはいつもあり、たまにKing Fish(ヒラマサ)の刺身がありました。
※ヒラマサはぶり(ハマチ)によく似た魚で、味も似ているためよく混同されますが違う魚です。
ほとんど丸ごとの魚で置いておいてありますが、尋ねたら切り身にしてくれそうな雰囲気です。
氷はくださいと言えば無料でくれるので、魚を買うために保冷材などは用意しなくてもOK!
ただし保冷バッグは各自で持っていきましょう
気になる刺身の値段は?(2023年9月時点)
気になる刺身の値段ですが、2023年9月時点で以下の通りでした。
マグロ(Tuna) $75.99/Kg
サーモン(Salmon) $68.99/Kg
ヒラマサ(King Fish) $69.99/Kg
2年前ほどはサーモンは刺身グレードで$37.99/Kg、マグロが$58.99/Kg、ヒラマサが$59.99/Kgで買えましたが、近年The Fish Factoryだけではなく他のフィッシュマーケットでも値上がりが深刻です。
特にサーモンは平均1Kgあたり$30ほど値上がりしててやばい
注文するときはどうしたらいい?
注文するときは注文したい海鮮食材の前にいき、その近くにいる店員さんに声をかけ注文していきます。
May I have 〇〇 please? / Can I have 〇〇 please?
注文するとだいたいどれくらいほしいか聞かれるので、自分が欲しいキロもしくはグラム数で注文してもいいですし、「Two pieces」などひときれ、ふたきれごとで注文も可能です。
先に、
May I have two pieces of 〇〇 please? / Can I have 500g of 〇〇 please?
など注文したい量も一緒にいうのもアリです。
店員さん的にはピースごとで頼まれた方が提供しやすいかも
The Fish Factoryの刺身は新鮮?実際に食べてみた感想
刺身が買えるのはいいことですが、問題はそのクオリティですよね。
せっかく刺身を買っても生臭かったり、お腹を壊すなんてことがあったら安心して買えません。
ということで、実際に私がThe Fish Factoryで買ってきた刺身を食べたときの感想を述べていきます。
刺身用のサーモンは色もよく、生臭い匂いもしませんでした。これで700gくらい。
マグロは綺麗な赤色。これで500gくらいです。
両方とも切る前に軽くキッチンペーパーで拭き、魚特有の汁気を取り除いたためかこちらも生臭さはほとんどしません。
マグロは選ぶ切り身によっては中トロっぽい部分もあるため、買う時に欲しい部分があれば店員さんに伝えればそれをとってくれます。
切り分けて食べていきます。
これは旦那と私の2人分用。十分な量で、海鮮丼が作れそうです
鮮度も高く、臭みもそこまで感じなくて大満足の結果でした。
Coles(コールス)やWoolworth(ウールワース)でもわさびは買えますので、わさび醤油につけて食べたり韓国式にチョコチュジャンにつけて食べてもいいですね。
私は旦那がいつもチョコチュジャンで食べるのでチョコチュジャン押し!!
サーモンは絶対にチョコチュジャン
The Fish Factoryの場所と営業時間
The Fish FactoryはブリスベンのMorningside(モーニングサイド)に位置しているお店です。
- シティから車で15分ほど
- シティから235番のバスで40分ほど
と行き方は2通りあります。
住所:355 Lytton Rd, Morningside QLD 4170
電話:+61 7 3399 9888
Web:http://www.fishfactory.com.au/
各ブースの営業時間は以下の通りです。
Fish Market | 8:00-17:00(月~土)、9:00-17:00(日・祝) |
Bistro | 10:00-20:00(金・土・日) |
Take-away | 10:00-20:00 |
Sushi | 10:00-16:00(月曜定休) |
お店の敷地内に広めの駐車場があるので、車で行く方法がおすすめです。
まとめ
The Fish Factoryは刺身だけではなく、他のシーフードも新鮮で種類も豊富に揃っています。
普段行っているフィッシュマーケットで買えない商品も置いてあったりするのでモーニングサイドのほうへ行く時はぜひ寄ってみてはいかがでしょうか?
店内に併設されているビストロやレストランでは揚げたてのFish n Chipsなども食べられるのでぜひお試しください。
以上、The Fish Factoryについての紹介でした