オーストラリアで出産間近な人必見!出産&出産後の入院準備リスト大公開

妊娠・出産

オーストラリアで出産を控えている人は、出産準備に加え出産時と出産後の入院に必要なアイテムを準備しておくといいでしょう。

入院準備リストは基本的にお母さんに必要なものになりますが、今回は私が体験した入院中に必要だったものもあわせて紹介していきます。
 

この記事はこんな人におすすめ


・海外出産を予定している人
・オーストラリアでの出産時に必要なものが知りたい
・オーストラリアで出産した後の入院時に必要なアイテムが知りたい

オーストラリアで出産したあとの入院期間はどのくらい?

オーストラリアの出産後は、その時の状態で何日入院することになるかわかりません。

オーストラリアで自然分娩をする場合にかぎり、産後問題がなければ最短で6時間後に家に帰ることができます。

初めて聞いたときはびっくり!

ただし、自然分娩の予定が無痛分娩(Epidural)になったり、帝王切開に変わるなど分娩中は何が起こるかわからないので、最低でも1泊分は入院準備をしておくにこしたことはないでしょう。

私も自然分娩の予定でしたが、病院で子宮口が全開になる前に無痛分娩に切り替えて出産したので、すぐに帰宅する心づもりが結局2日入院しました!

日本では3~7日ほど入院するのが普通のようなので、入院準備はオーストラリアの妊婦さんたちよりも日本の妊婦さんのほうが多めになりそうですね。

ちなみに帝王切開をした友人は、5日入院した後、もう大丈夫だから退院しなさいと言われイヤイヤ退院したそう……(笑)

オーストラリアの先生や看護師は優しいけどスパルタな一面もあって、いい意味でサバサバしている人が多く、個人的にはよかったです。

出産時&出産後の入院に必要なもの

入院準備に必要なものを用意する際にいくつかの段階にわかれます。

  • 陣痛がきて産院(病院)にいき、出産するまでに必要なもの
  • 出産後から入院中に必要なもの
  • 退院時に必要なもの

この3つをそれぞれ紹介していきます。

出産時に必要なもの・あったら嬉しいもの

出産時に必要なもの・あったら嬉しいものは以下の通りになります。

スマホ・充電器・モバイルバッテリー

スマホと充電器は絶対に必要です!

分娩する場所によって変わると思いますが、部屋で分娩する場合は音楽をつけたりしてリラックスしながら挑めるため、スマホが万全の状態だといいでしょう。

陣痛の合間は親に連絡したりもしていましたが、最終的にはいじる余裕もなくなり放置でした。

それでも出産後に赤ちゃんの写真を撮ったり、動画や記録を残すのにも使えるので充電は十分にされているのが理想です。

モバイルバッテリーはなくても電源を使って充電できるので、あれば持っていくくらいでいいかなと思いました。

分娩中は一応了解を得てから動画や写真をとるようにしてくださいね!

私は今生まれる!という瞬間に旦那に動画を回してもらい、記念の瞬間を納めてもらいました♪

自分じゃみられない角度からの出産の瞬間は多少グロかったですが、何度見ても興味深いです

Pregnancy Health Record(母子手帳)

母子健康手帳 オーストラリア 出産準備
Photo by Anne

すべての診察時に持っていくオーストラリアの母子手帳。

母子手帳には今までの記録がすべて記入されているので、必ず持っていきましょう。

分娩室に入ってすぐに助産師さんに渡してくださいね!

ちなみにクイーンズランドは青の冊子です

ビーチサンダル・スリッパ

分娩する部屋の中では自由に過ごすことができます。

歩き回ったり、シャワーを浴びたり、必要であれば部屋についている小型プール(浴槽のようなもの)にも浸かれるので履いたり脱いだりしやすい履物があると便利です。

最終的に余裕がなくなって裸足で歩き回るという奇行に走った私ですが、足のうらが冷たいので用意しておくといいでしょう

出産時の服

出産時の服は自分のものでも病院のものでも構わないそうですが、自分の服を着たまま出産する場合は汚れてもいいようなものを用意しましょう。

私の場合は病院着が部屋の棚にはいっており「着たかったらそれに着替えてもいいよ~」といった感じだったので、楽な服がいい+自分の服が汚れるのも嫌だったので病院着を借りました。

お金を払うとかはとくになかったです

飲み物・間食

これは必ず用意していってください!

飲み物は必要だと思うよりも多めに用意するのがおすすめです。

分娩の部屋には大体小さな冷蔵庫なども用意されているのでそこに保管もできました。

間食はチョコレートや菓子パン、おにぎりなどできるだけカロリーの高く体力がもつようにこまめにとれるようなものがおすすめです!

助産師さんにはがっつり食べるのはやめるように言われたので、お菓子、軽食程度が好ましいよう。

ちなみに私は旦那が軽食を家に忘れていったので、空腹のまま10時間以上陣痛と戦っていました……一生忘れない……

 リップクリーム

いきみ逃がしをしている最中や、出産までの間、唇が乾燥して気になるという人も多いので、リップクリームは1つもっておくのがベター。

1つ気になるとそれが気になってストレスにもなるので、リラックスするためにも必要です。

出産後に必要なもの&あったら嬉しいもの

出産後は体力も使い切ってへとへとになっているので、できるだけ体をいたわりたいところ。

公立病院(Public hospital)で出産の場合は、だいたい出産後に出産した部屋で待機し(6時間で退院できる人もいるから?)入院となった場合は大部屋に行くことになるため、できるだけ楽に過ごせる準備をしておきましょう。

飲み物・食べ物

食事は1日3食運んでもらえますが、体が回復に向けてフル回転するためかお腹がすくので間食や飲み物は多めにもっておきましょう。

飲み物は頼めば持ってきてくれますが、自分で持っていた方が気が楽です!

産後の間食として最初にもらったのはトースト。

旦那の分ももらいましたが、10数時間ぶりの食事だったのでめちゃくちゃ美味しく感じました(笑)

パジャマ・着替え・靴下

パジャマはできるだけ着替えやすいものを用意しましょう。ズボンをおろしたり履いたりするのが結構きついので、ワンピースタイプだと楽だと思います!

最低1泊分は用意しておいて、退院が伸びそうだったらパートナーに持ってきてもらいましょう!

また、入院中の部屋の気温は寒めなので靴下やブランケットなどもあってもいいかもしれません。

着圧ソックス・骨盤ベルト

出典:Amazon

産後は一気に体がむくみだすため、メディキュットのような着圧ソックスがあるとだいぶ楽でしょう。

他にも出産当日から使える骨盤サポートベルトなど、なるべく体の負担を軽減できるようなアイテムもあると便利です。

私はすべて日本で手に入れましたが、オーストラリアで着圧ソックスや骨盤ベルトなどは購入可能です

産褥ショーツ・生理ショーツ・ナプキン

産褥ショーツか生理ショーツはかならず用意しておきましょう!

産後はしばらく生理の多い日くらいの量の血が出続けます。

子宮に残った胎盤の残りなどがでるので、汚れたしまった場合にショーツも2枚はもっていると安心です。

私は普通の生理ショーツでいきましたが、帝王切開をする人などショーツを脱いでパッドを替えるのが辛いであろう人は、ちゃんとした産褥ショーツの方が楽に替えられるそうなので、好みで用意してください

産褥パットはColesやWoolworthにも売っており、生理用品のエリアにあるmaternityの表記があるナプキンを選べば大丈夫ですが、多い日の夜用を多めに持っていくのでもいいかなと思いました。

意外と血がでてくるので、1パック分はもっていると安心です!

円座クッション

これは会陰切開した人には必需品です。

私は一応用意していて、会陰も無事(?)切開されたので使うことができました!

とはいえ、切開もしくは破れてしまうのかは当日になってみないとわかりません。

会陰切開後は座るのが怖くなるので、円座クッションを買うか友人など経産婦の方に貸してもらえるなら事前に貸してもらっておくのが無難です。 

産後1ヵ月もすれば会陰切開の傷は治るので、それ以降はとくに出番がなかったですね

授乳用ブラジャー・母乳パッド

授乳は出産したその日から始まります。

初めは乳首をつねるように絞ってうっすら滲む程度でしたが、経産婦さんは比較的すぐでてくるようで母乳パットが必要な人もいるそうです。

授乳用ブラジャーは必要かなと思って用意はしていたんですが、ここはオーストラリア。

外でも乳丸見えで授乳をする国ですので、カーテンで仕切られている自分のベッド内で授乳するなら特に必要ないかなと思います。

すでに授乳用ブラジャーがある人は持っていてもいいかもしれませんね。

シャンプー・ボディソープ・バスタオル・歯磨きセット

産後シャワーを浴びる機会があるので、シャンプーやボディソープなどがあると大変便利です。

大体は出産した部屋でシャワーを浴びるか、大部屋の中にあるシャワーを共用で使うかになります。

シャワー中も赤ちゃんは寝ている台に乗せて一緒に連れて行ってたな……

また、バスタオルやフェイスタオルも1枚ずつは準備しておきましょう。

シャワーが出来なくても顔を洗ったり手を洗ったりするので、そういった場合に使えます。
 
他にも歯ブラシや歯磨き粉は院内にないので、持参です。

産後すっきりするためにもこれは持っていくといいでしょう。

洗顔・化粧水や保湿剤・ティッシュ

体が洗えなくても顔だけ洗うとスッキリするもの。

化粧水や乳液、保湿クリームなどは病室が乾燥している場合もあるのであるといいでしょう。

ティッシュは何にでも使えて万能なので、ポケットティッシュでもいいから持っておくと安心です。

おむつ・おしりふき

おむつとおしりふきは生まれた赤ちゃんに使います。

意外と頻繁に変えることになるので、とりあえず20枚ほどあるといいでしょう。

おしりふきも大きいものを1パックは用意しておきましょう。

足りない場合はパートナーに頼んで追加してもらいましょうね

赤ちゃん用の着替え

生まれた後は産院でもらった薄い服を着させられますが、入院が長引けば沐浴も院内で経験することになるので、赤ちゃん用の着替えは数枚用意しておきましょう。 

びっくりする人も多いですが、オーストラリアでは出産後すぐに拭いたり沐浴したりしないので、沐浴させてもらえるまではお母さんの羊水や胎盤がついていたりします。

これをしばらく残しておくことでアトピーなど肌のトラブルを防ぐ効果があるそう

退院時に必要なもの・あったら嬉しいもの

いよいよ退院の時。

ようやく病院から解放され新スタートをきることになります。

退院時に必要なのは以下の荷物!

ママの着替え

退院時におめかしする必要はないかもしれませんが、退院の記念に写真を撮ったりできるので寝間着からは着替えられる服装があると便利です。

私は着替えやすいワンピースを持っていきました

赤ちゃんのセレモニードレス

赤ちゃんもママ同様、記念に退院の写真が撮れるのでセレモニードレスやかわいい服を着せたい人は用意しておきましょう。

私も親が送ってくれたセレモニードレスを着せました

着せる余裕がないかなと思いましたが、あとで写真を見返したときに可愛くとれていてよかったなと思います

おくるみ・スワドル

セレモニードレスではなく、おくるみやスワドルに巻いて退院するのもおすすめ。

季節によっては暑くなってしまうので、素材を選んで季節にあったものを使ってあげましょう。

チャイルドシート

オーストラリアでは退院時に車にチャイルドシートがついていない場合は、退院させてもらえないそうです。

車内でもシートベルト着用がない場合は1000ドルの罰金なので、そういった面や安全面も考慮して用意しない人はいないでしょう。

赤ちゃんのためにも、出産前には購入して事前に車にとりつけておきましょう!

まとめ:出産にむけた入院準備をして万全の態勢で出産にいどもう

オーストラリアでの出産に向けた入院準備について紹介しましたが、どうでしたでしょうか?

準備がしっかりとできていれば、出産時や産後も安心して過ごせること間違いないでしょう。

今回紹介したアイテムの中には絶対に必要ではないアイテムもいくつかあります。

自分のお産スタイルにあったアイテムをしっかりと用意して、万全の状態で出産にいどんでくださいね!

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