7月に政府から新たに支給が始まったCOVID-19 Disaster Payment(コロナ補助金制度)。
今回は、さまざまな申請方法があるなかで学生ビザやワーキングホリデービザ、ビジネスビザなどを持っている人たちが申請する際に必要な電話での申請方法を紹介していきます。
今後もロックダウンをする地域が増えてくると思うので、その際の参考にして頂ければ幸いです。
COVID-19 Disaster Paymentの申請方法
前回の記事ではCOVID-19 Disaster Paymentの受給資格や、COVID-19 Disaster Paymentでもらえる額、他の申請方法について紹介しました。
ですが今回は、CRNを持っていない人(学生ビザやワーキングホリデービザ、ビジネスビザなどの保持者)が申請する方法について紹介していきます。
まずCRNとはCentrelink Customer Reference Numberの略で、市民権や永住権を持っている人は持っているはずです。
またパートナービザなどのメディケアカードを保持する人も、なにかのタイミングで作っている場合はすでに持っています。
私の場合はどのタイミングで作ったのかもはや覚えていませんが、確かメディケアカードの申請をするためにセンターリンクに行った際に作ったような気がします……
とにかく「My gov」というATO(タックスリターンの時に使います)などの主要なシステムを一括でリンクできるサイトにて、Centerlinkがリンクされている人はこのCRNを保持しているので、自分のCenterlink画面へ飛べばCRNを確認することができます。
この段階でCRNを確認できた人はオンラインでの申請が可能なので、以下の記事から申請方法を確認してくださいね。
電話での申請方法
それでは電話での申請方法を説明していきたいと思います。
こちらの記事でCOVID-19 Disaster Paymentの受給資格に満たしている場合は、以下の番号に電話しましょう。
180 22 66
月曜日から金曜日の8時から17時まで受付
(8月7日、8日の土日は9時から16時まで)
電話で申請する前に用意しておくといいもの
現在電話は、30分(友人は過去最高潮の時に3時間も待ったようです)ほどで繋がると噂されています。
繋がったらすぐに対応できるように、あらかじめ必要な情報は用意しておきましょう
必要なもの(情報)は以下の通りになります。
- 誕生日
- フルネーム
- 自分の住んでいる場所の住所
- E-mailアドレス
- パスポート(番号と有効期限日)
- ビザ(サブクラス、いつ承認されたか、オーストラリアに入国した日付)
- 勤め先の雇用主名、雇用先のABNナンバー(どちらもペイスリップに記載されているはずです)、雇用主の住所
- 自分の銀行のBSB、ACC
実際に電話で申請しよう
180 22 66 に電話をして、自動ガイダンスに沿って選択していきます。
電話がつながると「センターリンクのカスタマーは①を、それ以外は②を」と言われるので、CRNを持っていない人は②を選択してください。
電話で申請する人の大半は、そもそもCRNがないから電話で申請するため②を選びます。
「今、回線が混雑しており、いつもより時間がかかっています。オーストラリア政府のページに、受給資格がある人などの情報が載っているのでそちらも見てね」などという説明が流れます。
そのあと、選択式で「My govとCenterlinkをリンクさせたい」の場合は①、「COVID-19 Disaster Paymentについて」の場合は②、「クイーンズランドパンデミックリーブペイメントについて」の場合は③、「オーバーペイメントについて~」は⑧、「他の州の人」は⑨と言われるので、②を選びましょう。
そのあとはひたすら誰かが出るまで待ちます。
これが結構忍耐力のいる作業なんですが、Government関連に電話をかけるときは余裕で1時間とか待たされるのでいつも通りです
ビザのことで質問あって電話をかけた時も1時間平気で待ちました。
なんなら40分くらい経った時にいきなり回線が切れることもあるので、辛抱強くかけ続けることがポイントです。
担当の人がでたら、まずCOVID-19 Disaster Paymentの申請がしたい旨を伝えましょう。
多分ですがCRNを持ってるか聞かれると思うので、持っていないとはっきり言いましょう。(できればオンラインでの申請をしてほしいと思うので、もし持っているならMy govから申請してと言われると思います)
その後は、担当者からの質問に答えていくだけです。
友人に聞いたところ友人の場合、聞かれたことは以下の通りだったそうです。
- フルネーム
- 誕生日
- 出身国
- 現住所
- パスポートの番号と有効期限日
- ビザのサブクラスと、ビザが承認された日
- 勤め先の雇用主名、雇用先のABNナンバー
- 銀行の情報(BSB、ACC)
- その期間中、住んでいるまたは働いている地域がコロナの影響を受けていたか
- 雇用主に在籍しているかの確認の電話をしていいかという確認
- その週の仕事が何時間減ったか(時間数で)
後ろから2、3個めは「Yes」と言わないと申請が却下される恐れがあるので、質問はしっかり聞いて答えてくださいね。
また地域によって違うかもしれませんが、クイーンズランドの友達の場合はこの後センターリンクに直接行くように言われたそうです。
シドニーの友達の場合は、この電話でCRNを取得して電話の後にオンラインで申請したとのこと。
担当者によって違うのか地域によって違うのかわかりませんが、とにかく申請後にこれで申請が完了したのか、他のことを追加でしないと申請が完了しないのかはっきりさせましょう。
勘違いで申請が完了していないと、もらえるはずのお金がもらえないなんてことになりかねないので注意が必要です
まとめ
今回は電話での【COVID-19 Disaster Payment】の申請方法を紹介しました。
申請内容はいたって簡単ですが、電話を繋ぐまでの道のりが少々けわしそうですね。
とはいえ、せっかく国から支給されるもの。
日頃からタックスを払っている側としては、もらえるものはもらっておきたいですよね。
クイーンズランドの場合は期限が8月28日までとなっているようです。
これより後には申請ができないようなので、はやめはやめの申請をすることをおすすめします。
以上、COVID-19 Disaster Paymentの申請方法【電話編】でした。