オーストラリアで日本の警察証明が必要な時の取得方法を紹介

オーストラリア

ビザ各種をオーストラリアで申請する場合に大抵必要になってくるのが、police certificate(警察証明)です。

申請から発行して手元に届くまでに大体2ヶ月後くらいかかるため、事前にとっておきたいもののひとつにもなります。

海外にいると、日本の警察証明をとるのも一苦労……と思っていませんか?

今回は、オーストラリアで日本の警察証明を取得する方法を紹介していきたいと思います。

警察証明とは

警察証明とは名前からもわかるように警察署からの証明のことで、別名・「犯罪経歴証明書」「無犯罪証明書」「渡航証明書」とも呼ばれています。

これは申請する国の自分の犯罪履歴の証明になるもので、ビザなどを申請する前の過去10年の間に1年以上住んだ国の犯罪証明が必要な場合に各自で発行します。

私の場合はオーストラリアでのパートナービザ申請(サブクラス820/801の申請の際に必要で、日本の分とオーストラリアの前にワーホリに行っていたニュージーランドの分の警察証明を申請・発行しました。

過去10年の間に1年以上住んだ国がいくつかある場合はそのすべての警察証明が必要です

警察証明の発行方法

警察証明の発行方法は、

  • オーストラリアで発行する
  • 日本で発行して郵送もしくは持ってくる

の2種類があります。

それぞれ順に説明していきましょう。

オーストラリアで警察証明を発行する場合

オーストラリアで日本の警察証明を発行する場合は、お住まいの地域にある領事館に出向き必要書類を提出した後に領事館内で指紋の登録をすれば、2ヶ月ほどで発行されます。

手数料は無料で、発行後は自分で領事館へ取りに行くか申請時に郵送用の特別な封筒を持っていけば、発行が完了した後オーストラリアに届き次第、自分の住所に郵送してもらえます。

在シドニー日本国総領事館
在パース日本国総領事館
在ブリスベン日本国総領事館
在メルボルン日本国総領事館
在ケアンズ日本国総領事館

近くに領事館がない場所にお住みの方は、一番近いエリアにある総領事館に問いあわせてみてください

また、各手続きによって営業時間が違うので必ず確認していきましょう。

ちなみに警察証明の手続きの営業時間は、ブリスベン日本国総領事館の場合は午前9:00から11:30、午後1:30から3:30です。

日本で警察証明を発行する場合

自分の住民登録をしている県、もしくは海外在住の方で日本の最終住民登録地である県での取得ができます。

私は愛知県出身なので愛知県警での警察証明の取得が可能でした

愛知県警で警察証明を取得する際の手数料は500円です。

※県によって違う場合があるのでお住まいの県警に問い合わせるなどして確認してください。

愛知県警HP 犯罪経歴証明書の取得:https://www.pref.aichi.jp/police/shinsei/kanshiki/keireki-shinsei.html

取得はいたって簡単なので、ビザの申請に間にあうように事前に用意することが大切ですね。

とはいえビザなどの申請までに書類が間にあわなくても、申請中の証明用紙をいただけるのでそれを一緒に提出すれば受理される場合もあるようです。(書類が届き次第送ったりなど、二度手間になるのでできれば使いたくない手ですが)

警察証明の発行に必要な書類

警察証明を申請する際に必要な書類は、以下の通りになります。
 

  • 申請書3部(各領事館や警察署の公式ウェブサイトの各種証明のところでダウンロード)
  • パスポート(原本を持っていけば領事館でコピーしてくれます)
  • 日本で発行する場合はパスポートもしくは免許証や住民票の写しなど
  • 警察証明を提出する国で発行された申請者本人の名前が記載されている公的書類
  • 郵送で受け取りたい場合は専用の封筒を持参

※申請書の書き方の見本は各州にある日本国総領事館のホームページに記載されています。

申請書は事前に記入していくと時間短縮になるよ

在シドニー日本国総領事館
在パース日本国総領事館
在ブリスベン日本国総領事館
在メルボルン日本国総領事館
在ケアンズ日本国総領事館

まとめ

日本の警察証明を取得するには領事館や警察署に行く必要があり、オーストラリアの警察証明を取得するよりも時間がかかります。

申請自体は必要書類をしっかりと準備していけば簡単に終わりますが、発行後待つ時間などを考慮して早めに行動しましょう。

また、届いた警察証明は開封してしまうと無効果になってしまい取り直しが必要になる場合もあるので、必要機関に提出するまで絶対開封しないようにしましょう。

ビザ申請でオンライン上にアップデートが必要な場合など、特別な理由がなければ基本は必要機関に未開封のまま送りましょう

以上、日本の警察証明の取得方法でした。

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